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2012-7-5UPDATE

Saito Jiro

Saito Jiro

わきが【新】常識決定版!もう迷わない汗と臭いの超簡単対処法

わきがの悩み、わきがに関する情報量はとても膨大です。 様々な情報が飛び交い一体どれが効果的なのかさえ時としてわからなくなってしまうことも・・・。 本当に効果的なケアをしていくためにも、わきがの正しい知識やメカニズムを知っておくことは必要不可欠と言えるでしょう。

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わきがの悩みに隠れた知られざる秘密?!

わきがは汗っかきの人に多いというイメージが強い傾向にありますが、人間の汗には単純にそうとは言い切れない部分もたくさんあります。

実際、わきがの原因となる汗を分泌する汗腺も皮膚に住む常在細菌も皆が持っているものなのです。

ではなぜ頭を悩ませるわきが特有のにおいが発生するのでしょうか?

わきがの原因となる汗を分泌する『汗腺』の数やその発達加減がキーポイントと言われ、それにはいわゆる汗っかき体質と決してイコールではない複雑さを秘めています。

汗の働きが全く違う2つの汗腺

人間は汗で体温調節をする生き物です。

発汗により体温調節をする哺乳類は、人間や一部の霊長類、馬などの限られた種類でしか確認されていません。
この『発汗』によって体温を下げるメカニズムで、人間を長距離走らせる事ができると考えられています。

この汗腺は『エクリン腺』と呼ばれ、汗腺全体の95%がエクリン腺だと言われています。
発汗によって体温を下げる目的のエクリン腺から分泌される汗の成分はほぼ水分で、このエクリン腺は他の哺乳類の体表には全く見られないか、またはごく僅かにしか存在していません。

もうひとつの汗腺がわきがを左右する

そして発汗で体温調節をする『エクリン腺』とは別に、もうひとつ汗腺が存在します。

それが『アポクリン腺』と呼ばれる汗腺です。
この汗腺はわきの下や外陰部、耳の穴など限られた部位にごくわずかに分布する汗腺で、この汗腺から分泌される汗は、単純に『汗』とひと括りにできないわけがあるのです。

体温を下げるためにほぼ水分で構成される汗を分泌するエクリン腺と違い、アポクリン腺は体臭腺と呼ばれます。
アポクリン腺からは脂質・たんぱく質などフェロモン系の物質を含む汗が分泌されるのです。

このアポクリン腺から分泌される汗が肌の常在菌によって分解されると体臭となり、その度合いによりわきが独特の臭いとなるわけです。

しかしこの臭いは哺乳類にとって必要な機能で、エクリン腺に比べごく僅かな分布ではあるものの、アポクリン腺は歴史上多くの哺乳類が獲得・進化させてきた汗腺といえます。
フェロモンや、縄張りを示す臭いなどを出す事がアポクリン腺の大事な働きなのです。

二つの汗腺と汗の質の違い

アポクリン腺とエクリン腺
アポクリン腺 エクリン腺
  • わき、耳穴など限られた部位に分布
  • 毛穴とつながっている。
  • 汗の成分に脂質、たんぱく質、糖などを含む、粘り気のある汗。衣服に黄色い汗染みを作る。
  • 毛穴に住む常在菌によって分解され、臭いになる。
  • 本来フェロモンや縄張りを示すために哺乳類にとって必要な臭い。
  • 全身に分布。毛穴とは別で汗腺の殆どはエクリン腺。
  • およそ99%が水分であとは主に塩分。僅かに含まれる塩分などで肌を弱酸性に保ち雑菌の繁殖を抑制している。
  • 人間はエクリン腺からの汗の分泌により体温調節(体温を下げる)を行う。

意外と知らない汗をかかない危険

汗の臭いを抑えたいがために発汗しないように気をつけるのは逆効果となったり、時として危険な場合もあります。

熱中症の危険

暑い夏の日はエアコンがあると汗も抑えられ、一見非常に快適に過ごせるように感じてしまいますが、エアコン等の空調設備に頼りすぎてしまうと発汗による体の体温調節がうまく働かなくなってしまい、熱中症を招きやすくなってしまう場合があります。

重度の場合死に至る事もある非常に危険な熱中症が年々増加傾向にあります。

日本は湿度が高いため、元々は日本人も汗腺機能がよく働く人種とされていますが、近頃の環境の変化などの要因により汗を上手にかけない人は非常に多くなりつつあり、熱中症の危険は高まっていると言えます。

汗を上手にかけない人は体臭が強い?!

入浴を普段からシャワーですませていたり、運動不足、エアコン等の空調の中で汗をかかない体質になってしまっている人は熱中症だけではなく体臭にも要注意です。

運動などにより汗をかくと当然ながら多少の汗臭さは発生します。
しかし、だからといって汗をかくことを避けていては汗腺機能も代謝も低下してしまい、結果的に体臭にも悪影響となってしまうようです。

汗を分泌する時にミネラル分を排出しすぎないように再吸収する働きをする『汗腺機能』が低下している状態でかく汗は『悪い汗』と言われおり、体臭の原因とされています。

また代謝が悪くなると老廃物が体に溜まりがちになり、これも体臭の原因となります。

入浴や運動などで普段から汗を流し、新陳代謝と汗腺機能を活発にすることが大切なのです。

臭いは抑えられる!

普段から『良い汗』をながすことは根本的な汗臭さの軽減につながりますが、毎日のケアでさらに汗の臭いを抑えることでもっと快適に過ごせるようになります。

汗の臭いを予防するデイリーケアのポイント

  1. 脇のむだ毛を処理する

    臭いの元となる汗を分泌するアポクリン腺は、腋や外陰部などの毛穴にあり、また、わき毛などはにおいや雑菌の温床となりやすく、せっかくのケアも行き届なかくなってしまいます。

  2. 汗をこまめに拭く

    汗をかいたら、こまめにケアすることで常在菌が汗を分解して発生する腋臭の臭いを予防する事が可能です。
    また殺菌効果のあるスプレーやクリームの使用も効果的です。

色々な臭いが混ざり合い、また別の臭いとなってしまう事もあります。
わきがのケアに使うスプレーなどは無臭タイプのものを選ぶと良いでしょう。

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