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2011-12-13UPDATE
Saito Jiro
ワキガの治療としてボトックス注射を考えたことがある人は多いと思います。手術に比べて手軽、安全に受けることができますが、実際に効果があるのか気になりますよね。腋臭症と多汗症の人、特に体臭を気にし過ぎてしまう人は要チェックなのがボトックス注射です。
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わきがのボトックス注射箇所
わきがのボトックス注射は、わき・手のひら・足の裏などにさす。
ボトックス注射とは、食中毒の原因となるボツリヌス毒素から生成された安全な成分を、医薬品として注射することで、痙攣を抑える為の治療などに使われており、アメリカでは多汗症の治療にも適応されています。
ボトックス注射で使われるボツリヌス毒素は、神経末端につき神経伝達物質であるアセチルコリンの分泌を抑制するという作用があります。
アセチルコリンは副交感神経や運動神経から放出され、汗腺を刺激することで汗を出す作用がありますので、ボツリヌス毒素によりアセチルコリンが抑制されることにより、汗を出さないという効果を得ることができます。
ボトックス注射は、ボツリヌス毒素を注射器によって、狙った部分にだけ効かせることができ、腋だけの汗を抑えるという使い方ができます。
ワキガはアポクリン腺から出る分泌物が原因であり、ボトックス注射の直接的な影響は受けません。
アポクリン腺の分泌物は汗と混じることで、菌に分解されやすくなるため、汗を抑えることができればワキガの臭いを防ぐことができるのです。
汗が出なくなるということは、デオドラント剤の効果も長持ちしやすいといえます。
多汗症の治療としてはアメリカでは認可されているように効果は確認されておりまして、日本でも保険の適用を受けることはできませんが、ワキガの治療に皮膚科や形成外科、美容整形外科などで使われています。
汗は体温調整以外にも、緊張したりする場合にかき、特に手、足、腋から多くの汗が出てしまいます。
「汗をかいたら臭くなっちゃう……」という不安がストレスとなり、汗が出てしまうことがあります。
また、少しでも汗が出始めると、「ニオってたらどうしよう……」という心配から、余計に汗が出てしまうという、悪循環に陥る可能性が高くなります。
汗を止めることで、不安から解消されボトックス注射の効果がきれても、発汗量が少なくなるということもあるそうです。
緊張しやすい人や、汗のことを気にし過ぎてしまう人には、とても効果的であるといえますね。