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2011-12-7UPDATE
mnrchan
ワキガは汗を掻かなければ生きていけない人間にとって、不可避の悩みといえます。しかし、実際にはワキガになりやすい人となりにくい人がいるだけなのです。ワキガになる人とならない人にはどのような違いがあるのでしょうか? ワキガになりやすい人の条件を紹介していきます。
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ワキガは、人間に汗を掻く機能がある以上は回避できない悩みといえます。しかし、ワキガ特有の匂いが全く感じられない人と、自分でもはっきり判るくらい強い匂いに悩まされている人と、完全に二分されているのが現状です。この違いはどこに理由があるのでしょうか。
人間の体質は、身体の設計図である遺伝子に記された情報を元にして発現します。ワキガも、遺伝子に記されている情報によって発現する体質の一つです。
遺伝は「メンデルの法則」において、優性遺伝と劣性遺伝の二つがあり、3:1の割合で優性遺伝が発現しやすいとされます。
ワキガは優性遺伝に属する遺伝情報で、両親がワキガの場合80%の確立で子供もワキガになるというデータがあります。また、ワキガと同じく湿った耳垢も優性遺伝する体質の一つです。
ワキガは、日本人よりも欧米人の方が発生しやすいといわれています。日本人におけるワキガの人の割合は10~20%程度に対して、欧米人の場合は80%になるというのです。
これは、人種ごとに違う皮膚のメラニン色素の含有量やアポクリン腺の発達度合いが大きく関わっていると考えられます。
一説には「黒人は100%がワキガである」といわれていますが、そういった統計データは確認されていません。どうやら、食生活の違いから来る体臭の強さがワキガと勘違いされたようです。
子供に起こる病気や症状の中には、大人にも起こるものが数多く存在しています。しかし、ワキガは子供には絶対に起こらない症状の一つに含まれます。
ワキガの原因となるアポクリン腺は第二次性徴に差し掛かると発達するので、思春期ごろからワキガが起こるようになってきます。
しかし、最近はワキガの発生する年齢がどんどん低くなってきているという報告があります。子供の早熟化が進行することによって、ワキガになる子供が増えてきているようなのです。
ワキガになりやすい人は、親からの遺伝が大きく関わってきます。では逆に、ワキガになりにくい人とは、どのような条件を満たした人なのでしょうか。
日本人をはじめとするモンゴロイドは、基本的にはワキガになりにくい人種といえます。日本人全体の10%前後がワキガであるのに対し、中国人の場合は全体の3%程度がワキガであるといわれています。欧米人のワキガの割合が80%であることを考えれば、驚異的な低さであるといえます。
腋毛は腋に汗を掻く原因になると同時に、毛穴がアポクリン汗の分泌口としても使われ、ワキガと深いつながりがあります。つまり、逆説的に腋毛の薄い人はワキガになりにくいということがいえます。
もっとも大事な条件といえるのが、汗を掻くにくい体質です。どういうわけか、暑さに強い体質というものがあり汗をめったに掻かないという人も居るのです。こういう体質の人は、汗が原因となるワキガや汗そのものに悩まされることがなく、羨ましいといえます。